西武新宿駅前デンタルオフィス  

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プラセンタ療法

プラセンタとは、赤ちゃんの母体内での成長をつかさどる胎盤からの抽出物を主成分とした注射薬やサプリメントです。もともと肝炎の薬として厚生労働省から認可を得ており、その安全性も保証されています。

◇再生の促進で多くの効能

 近年プラセンタは、本来の対象である肝炎治療以外に、美白やアンチエイジングでの効能に注目が高まっています。プラセンタがそうした美容的効果を発揮する理由として、主成分である胎盤が細胞の分化、増殖を促す肝細胞増殖因子(HGF細胞)を多く合成、分泌する物質であることが挙げられます。
 肝臓は、交通事故などでその3/4を切り取っても、1ヵ月後には元の大きさに戻り、機能も再生する復元力を持ちます。こうした再生に寄与するのがHGF細胞です。そして多くの研究から、HGF細胞による再生は肝臓に限らず、あらゆる臓器や血管を増殖させることが解明されています。つまりプラセンタは、人間の組織、細胞全般の再生や修復に寄与するものと考えられます。プラセンタの美容的効果が高い理由も頷けますね。

◇天然成分だから体にやさしい

 プラセンタの主成分となる胎盤抽出物は、天然成分で組成され、病気やケガに打ち克つ自然治癒力を調節、活性化したり、機能障害を予防・改善してくれます。そのため、近年主流となっている自然界に存在しない化学合成物質で組成された抗がん剤やインターフェロンなど、特定のターゲットを殺す薬剤とプラセンタを併用した場合、ガンや肝炎ウィルスを殺しつつ、人工物質を体に入れることで起こる吐き気などの副作用を抑制することができるのです。

◇歯科でも高い成果

 プラセンタの歯科臨床での実績は意外に古く、42年前、日本大学歯学部で歯肉炎と歯槽膿漏の患者さん60人にプラセンタの歯肉注射をおこない、顕著な効果が認められたと報告されています。
当院でも歯周病の患者さんに対し、プラセンタと歯周病治療の併用療法で、歯の動揺が治まった、歯茎の腫れが治まった、スケーリングに伴う痛みが治まったなど、喜びの声が多く寄せられています。
 また、インプラントを植立された患者さんにもプラセンタ療法を取り入れてもらうことで、切開した歯肉の早期治癒や、骨の増殖による良好な予後が期待できます。

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