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「根管治療」を確実に行えば、重度のむし歯も抜かずに残すことができます。
歯は人の体でいちばん硬い組織ですが、その歯の根の中には俗に「シンケイ」と呼ぶ「歯髄(しずい)」という軟らかい組織があり、顎の骨の中にある神経や血管につながっています。 この歯髄が、むし歯などで細菌に感染された場合に歯がとても痛んだり、歯肉が腫れたりします。 このようなときに、歯髄の一部や全部を除去して歯を残すように治療をしなければなりません。 この治療は「歯の根の治療」や、歯を支える根にある「根管」と呼ばれるところの処置なので、「根管治療」と呼ばれています。 当医院では、CT画像診断や歯科用顕微鏡マイクロスコープを使った最新の「根管治療」が受けられます。
その穴からファイル・リーマーと呼ばれる針の先にやすりが付いた道具を差し込み、感染した歯髄をゴシゴシと削り取ってキレイにしていきます。
歯の根はとても複雑な形をしているので、何度も何度も丁寧に削り取ります。 歯科医師にとっても根気と時間が必要になります。
この後、土台やかぶせ物をつくっていきます。
神経を取ったり、感染した歯を治療していますので、一時的に炎症が強くなる場合があります。 歯が浮いた感じがしたり、噛むと痛みがあったり、鈍痛が少し続いたりします。 痛みがあるときは、根の中の消毒などの処置をしますので、いつでもご来院ください。 ※歯の状態が悪い場合には抜歯の可能性もあります。
歯の根の中の清掃と消毒を繰り返し行います。 膿がなかなか止まらなかったり、根の中の拡大に時間がかかる場合があります。 歯の根の治療費は1回につき300円程度(3割負担、3根管、1歯の場合)です。 お薬の交換だけで終わる場合もあります。
来院していただき、再度仮の詰め物(蓋)をいたします。 大きな症状がなければ次回の予約までそのままでも大丈夫な場合もありますが、 痛みが強い場合やお薬の味が気になるなどの場合は、必ず早めにご連絡ください。
歯が欠けたり、歯の根が割れて抜歯になることがあります。 また、強く噛むと痛みがある場合があります。
奥歯の場合、保険治療では最終的に金属の歯をかぶせます。 見た目・審美性を気にされる方や金属アレルギーが気になる方は保険外の本来の歯の色に近いセラミックのかぶせ物があります。