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歯の詰め物やかぶせ物は「金属アレルギー」の原因になります
お口の中にある金属を気にしたことがありますか? この金属が原因で体の思わぬところに金属アレルギーの症状が出ることもあります。 しかも、いつ発症するかわかりません! 発症してから合わない金属を除去するのではなく歯を治療するその時にご自身の体に合った歯の素材を選択することがいちばんです。
全国歯科大学病院のアレルギー外来を受診した患者さん1000名について、パッチテストという皮膚に金属を貼付する検査を実施したところアレルギーが陽性になった方は581人、その中で最も反応の出た金属は「パラジウム」でした。 日本の歯科保険制度の中で、歯の修復に使用できる金属は金銀パラジウム合金(銀歯)と呼ばれ、その中には「パラジウム」が20%含まれます。 つまり、日本人の口の中には自分が知らないうちに金属アレルギーの反応が最も出やすい「パラジウム」が入っている可能性があります。
A. 口の中にアレルギーの原因となる金属がある場合でも、口の中の粘膜や顔だけではなく、むしろ皮膚、特に手のひらや足の裏に出ることが多いかもしれません。 症状は、皮膚炎、かぶれ、ただれ、赤斑、痒疹、小水疱、じんましん、口内炎、歯肉炎、舌痛症、舌炎、口唇炎、異味症など実にさまざまです。
A. 金属が口の中に入っていても、本当にそれがアレルギーの原因であるとは限りません。 また、セラミックに変えたからといっても、すぐに症状が改善がしないこともあります。 まずは、詳しい検査を受けて、今後の治療について歯科医師とよく相談してみましょう。
A. アレルギーそのものは過剰な免疫反応ですので「治る・治らない」という意味では、アレルギーそのものが治ることは少ないのですが、いかに発症を防ぐかを考えています。 つまり、日常生活でなるべく金属に触れないようにすることです。 原因の金属を取り除くことで症状が改善するケースもあります。
メタルフリーの治療は、樹脂の詰め物以外は基本的に健康保険適用外となります。 治療費の目安を案内しますが、使用する素材によって費用が異なります。 担当医としっかり相談し、ご自身の治療法と治療費の確認をしましょう。
金属アレルギーでインプラント治療をあきらめていた方も、当院ではジルコニアインプラントを使った 完全オールセラミックのインプラント治療が可能です。 詳しくはこちら