皆様の健康を守るために役立つ情報をお届けします
福岡歯科では、お口や身体に関する様々な情報、そして近代歯科医学に代替医療をドッキングした“こころ”と“からだ”にやさしい『歯科統合医療』についての情報をメールマガジンで皆様に配信しています。配信は、毎月10日と25日の２回です。
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6/10 ★メールマガジン第282号★
気温差が激しい今日この頃
体調も心もお口の健康も
不調になりやすい時期ですので
ご自愛ください。
今回のメルマガは
福岡歯科新川院主任の
歯科衛生士濱野からの
メルマガです。
●口腔機能低下症
（こうくうきのうていかしょう）
ってなに？●
みなさんは「口腔機能低下症」
という言葉を聞いたことがありますか？
あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、
実は私たちの健康に
とても関係のあることなのです。
例えば、
○ご飯を食べるときに
よく食べこぼしてしまう
○固いものが食べにくくなった
○飲み込むときにむせやすい
○口の中がよく乾く
○話すときに言葉が
はっきりしなくなってきた
○食事に時間がかかるようになった
こんなことを感じるようになったら
「口腔機能低下症」のサインかもしれません。
口腔機能低下症とは？
口の中のいろいろな働き
（噛む・飲みこむ・話す・感じる・
唾液を出すなど）が少しずつ
弱くなっている状態のことをいいます。
この状態を放っておくと、
次のような問題が起こることがあります。
○うまく噛めなくなる（咀嚼障害）
○飲み込めなくなる（嚥下障害）
○必要な栄養が摂れなくなる（低栄養）
○体の元気がなくなっていく（フレイル）
○筋肉が減って体が弱くなる（サルコペニア）
つまり、口の中の小さな変化が
体全体の健康にも繋がっている
ということなのです。
フレイルとサルコペニアって？
○フレイル：年をとるなどして体の予備力
＝元気を保つ力が少なくなってきている状態。
病気ではないけれど、
油断すると大きな病気に
繋がることがあります。
○サルコペニア：加齢などが原因で
筋肉の量が減ってしまい、
力が出なくなること。
転びやすくなったり、
日常生活がしづらくなる原因になります。
どうやって防げるの？
福岡歯科では、50歳以上の方を対象に
口腔機能の検査を行っています。
もし「口腔機能低下症」と
診断された場合でも、
マッサージやトレーニングなど
で改善を目指すことができます。
最後に
「最近、食べにくくなったな」
「口の中が乾きやすいな」と感じたら、
それは体からのサインかもしれません。
早めに相談することで、
大きな病気を防ぐことができます。
健康で楽しい毎日を過ごすために
「口の機能」を大切にしましょう！
【毎月10日、25日配信】
★医療法人社団明徳会福岡歯科★
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