歯科医師会について

会長挨拶


公益社団法人浅草歯科医師会
会長 鬼久保 至彦

 皆さん、こんにちは。令和3年6月26日より会長に就任しました鬼久保 至彦(おにくぼ のりひこ)です。

 地元台東区立育英小学校(当時名)に通ってまして、日本歯科大学歯学部卒業後、同校の補綴学第二講座(クラウンブリッジ)に籍を置いてました。学生時代はロックンロールクラブという洋楽バンド演奏の音楽系クラブに潜り込み、ギターを抱える日々を送りました。この趣味は現在進行形でもあります。本会にも「アサシ(浅歯)スーパートライ」という専属(?)バンドも存在して周囲から迷惑がられてます。

 我々浅草歯科医師会は、令和4年に創立110周年を迎えるに至りました。かつて江戸の世で一番の繁華街だった浅草は、今では下町の、そして粋(いき)文化の代表格として日本は勿論、世界にもその名は知れ渡っています。本会のエリアは浅草のみならず雷門、寿、蔵前、田原町、浅草橋、柳橋、鳥越、今戸、橋場など鬼平犯科帳の長谷川平蔵が登場する町名が揃い、それぞれ微妙に違う下町風情と人情味のある土地柄となっています。

 そんな浅草地区に根付いて110年。

 会員の先生方も2代目、3代目が多く、永らくこの地に根を下ろしているため、エリアの他の医業機関とも連携が深くなり、浅草はまさに地域密着型の医療集合体となっています。

 医とは「人が人を診る」ことなのだから、人と人との繋がりは大切なことです。その温度が生む「暖かさ」が持ち味の医療団体を心掛けております。