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口腔外科



親知らずの抜歯、重度歯周病の処置など口腔外科治療が可能です。
また、設備が必要な場合や難しい治療に関しては大学病院をの連携を図りますので、治療でお悩みの方はご相談下さい。





「歯科&口腔外科」


口腔外科とは
一般の歯科医院で行う口腔外科の処置は抜歯が主なものになります。虫歯によって歯が崩壊したり、歯周病で歯がぐらぐらになるような場合、どこの歯科医院でも抜歯できるでしょう。しかし、一般の医院に内科や産婦人科といった専門があるように、歯科医師にも矯正科や歯周科、補綴科などそれぞれ勉強を深めた専門分野があります。そのひとつが口腔外科です。

一口に抜歯と言ってもあごの骨に埋入したような歯を取り除くような難しい手術もあります。こうした症例を数多く治療し、研究を積んだ歯科医師が口腔外科を診療科目に揚げているのです。
例えば、手術の際には麻酔を使用しますが、口腔外科医はその扱いにも習熟しています。歯科の治療には、内科的疾患(有病者)の人も訪れますので、私は問診に充分な時間をとっています。

たとえば高血圧の人の場合は、
◎その診断を受けたのはいつか
◎最高血圧、最低血圧はどのくらいか
◎血圧が安定しているか
◎薬を服用しているか
◎どのくらい服用しているか
などを問診し、全身状態が安定していれば術式に入ります。

高血圧の人は心臓と血管に負担をかけないようにするため、通常は抜歯時に出血を少なくするために血管収縮薬の入った麻酔薬を使いますが、この場合は入っていない物を使用して、負担を軽減するという配慮をします。
もし問診で問題があるようでしたら、かかりつけの先生や専門の担当医に確認するなどして治療を進めています。


歯科治療は総合的な判断から
先にお話したように、歯科医師には得意とする専門分野があります。診療科目が細分化し、どこにかかったらいいのかわからないと思われるかもしれません。しかし、近年の歯科治療では、痛い所を治すだけとか、虫歯を治すだけといった対処療法的な治療ではなくなりました。

たとえば、歯が痛くなる原因には、歯槽膿漏、神経に達した虫歯、噛み合わせの悪さなどがあります。痛みの原因が虫歯だとしても、歯列に問題があってハブラシが届かないから虫歯になったのかもしれません。痛む部分だけではなく、全体を診る必要があるのです。

このように、ほとんどの歯科医院ではトラブルの原因が何かを探り、総合的な判断をした上で治療を行い、再発しないように予防の説明や指導にも努めています。

また、治療が私のところで困難であると判断したら、専門の病院や先生を紹介するようにしています。