私たちが元気に生活できるのは、からだの器官が休むことなく働いているからです。からだにはエネルギーの元になる栄養が必要になります。それには食べ物を噛み砕く「歯」が必要になってきます。どれだけの栄養を吸収できるかは、その人の「歯」の状態で決まってしまいます。
私たちは、ふだん「歯」に関しては、ほとんど無関心です。ここでは1本の「歯」を失った時の恐ろしさをあなたにお知らせします。
1本の「歯」が失われると、その左右の歯が新たにできた空間に向かって倒れて来たり、噛み合う相手を失ってバランスがくずれてしまい、虫歯や歯肉炎になります。そして、からだに様々な悪い影響を及ぼしてしまうのです。
1本の歯のしくみは、体の中で最も硬い「エナメル質」が外側にあり、その内部に、やや柔らかい「象牙質」があります。
そして中心部に、一般に神経と呼ばれる「歯髄」があり、歯に栄を送っています。そして、歯を支えているのが「歯槽骨」です。
一本一本の歯には、それぞれ役割があります。
歯は、これらの機能を果たすために、ささえあってバランスを取っています。
よく噛めることが大切です。虫歯や歯ぐきの病気でよく噛めずに飲み込んでしまうと、効率よく栄養をとることが出来ずに、身体に悪い影響を及ぼします。
上の歯と下の歯が、「よく噛む」ことの出来る関係であるかが問題です。また、「噛む」ことにより、唾液(つば)をたくさん出します。そして、汚れを落としたり、歯をおかす「酸」の働きを弱めます。
歯を考える時は
いまならまだ間に合います
この機会に元の健康な口腔状態に戻しましょう
そして歯の重要性を考えましょう

| エナメル質 | 歯冠の表面をおおっている部分、体の中で一番硬い |
|---|---|
| 象牙質 | 歯の本体、中に歯の神経を通す歯髄腔がある |
| 歯 髄 | 歯の神経、血管、リンパ管が通っている |
| 歯肉溝 | 歯冠と歯肉のさかい |
| 歯 肉 | |
| 歯根膜 | セメント質と歯槽骨とを結合している繊維質 |
| セメント質 | 歯の根の部分の表面をおおう骨に似た組織 |
| 歯槽骨 | 歯をささえる骨 |
| 根尖孔 | 根の先 |