院長コラム

新郷新聞2012年1月号
高齢者の為の訪問診療を始めて10ヵ月が経ち、徐々に患者さんが増えています。訪問の要請に応じて、歯科医師と歯科衛生士(女性)がペアで患者さんの自宅に伺い、歯科治療や口腔ケアをしています。ベッドや椅子の上でやる作業ですが、痛みを取ったり入れ歯を入れたり、ほとんどの治療ができます。
自分の力で十分に動けない高齢者の多くは、自分の口で食物を噛んで栄養を取っていません。食物を流動食にして流し込むという食事の仕方をしています。さらにお口の中の機能が衰えると、胃に直接穴をあけて流し込むケースもあります。このような状況では、食べ物を味わったり、噛む楽しみがなくなります。こうなる前にお口の中の痛みを取って、入れ歯などを作って、なんとか噛める状態にしたいと考えています。
Tさん宅の86歳の女性の患者さんは、病院退院後、自宅療養していましたが、上下の歯が数本しか残っていないので噛めません。その結果、体力・気力が衰え寝たきり状態でしたが、数回の訪問治療で、数本の歯をうまく利用して仮歯を装着し、噛めるようにしたところ本人のリハビリ意欲も加わり、最近では食欲も出て動き回れるようになるまで回復しました。噛んで食べるという事は、栄養を採るということだけでなく、生きる気力の向上につながるということがわかります。
岩下歯科医院 岩下一三
新郷新聞2012年2月号
高齢者や風邪などの病気で体の抵抗力が落ちると、普段は何の悪さもしないお口の中のバイ菌でも、口内炎や感染症にかかりやすくなります。また口内のバイ菌が肺に入って誤嚥性肺炎を起こす危険も強まります。
岩下歯科では口腔ケアの一つとして、歯みがき教室をやっていますが、大変喜ばれています。たかが歯みがき、されど歯みがきです。自己流の磨き方では歯茎を傷つけたり、強力な歯磨き剤で歯を削ってしまったり、あるいは全く磨けていない部分ができたりします。歯みがき教室ではまず、歯科医師が口腔内をチェックして、入れ歯などを治した後、歯科衛生士と訓練を受けたスタッフが歯を赤く染めだして、全ての歯がきちんと磨けているか調べます。これで磨けてない所、磨きすぎの所が目で見て分かるので、歯肉を傷つけない正しい磨き方を学んで頂きます。
歯みがきが上手になる頃には、お口の中がとても気持ちが良いと喜んで頂けます。同時にお口の中のバイ菌の数も少なくなるので、お体の調子も良くなります。ある病院のデーターでは、ガンの手術の時、口腔ケアを受けた患者さんの手術後の肺炎の発症率は、口腔ケアをしない場合の3分の1に減ったそうです。
岩下歯科医院 岩下一三
新郷新聞2012年3月号
中高年の集まりで歯の話題になると、意外に多くの患者さんがインプラントを入れているのがわかります。
マスコミでもインプラントに関する医療事故が、大々的にとり上げられるのも、それだけインプラントが普及してきているのでしょう。
岩下歯科ではインプラントを始めて10年以上経過し、大きな医療事故もなく、多くの患者さんが自分の歯があった時と同じように、インプラントで食生活を楽しんでいます。
インプラントを植える上での患者さんの心配事はたくさんあると思います。
金属(チタン)を顎に植えて害はないのか、テレビのようなことはないのか、どれくらい持つのか、植える時に痛くないのか、ちゃんと元の自分の歯のように噛めるようになるのか、お値段は?
他の病気になった時に、レントゲンなどとって大丈夫なのか等々、気になることは山ほどあるのではないかと思います。
まずはドクターと相談して、一つ一つの不安を解消して欲しいと思います。経験に裏うちされたドクターならば、「大丈夫です、問題ないですよ」という説明をするはずです。
岩下歯科医院 岩下一三


見沼台親水公園から徒歩10分。
草加からはバスでお越しいただけます。
足立区の患者様もお待ちしております。




























